2008年04月16日

セントリコンの仕組み

今日のお天気は今にも降りだしそうな雲行き。icon03。。。昨日は初夏を思わせるような、お天気だったのに。
これだけ気温が上がると、色々な虫たちが活発に活動します。
iconN18iconN30颯爽とチャリンコで風を切っていると、小さーい虫が目に飛び込んできたり・・・口に入ってきたり・・・めちゃくちゃ焦りますが・・・face07


シロアリは冬の間も冬眠などせず、せっせと木材に加害していますが、やはり自然の摂理と申しましょうか・・・一段と活動が活発になります。
ステーションにシロアリがヒット(食害)する回数もグンと上がります。

今回は、シロアリがセントリコンで根絶する仕組みをお話しします。

セントリコンの仕組み
写真は、「セントリコン・システム」のステーションです。

地中に埋められたステーションを、エサ探し専門の職蟻という階級のシロアリが見つけます。ステーションの中にはシロアリ達がもっとも好む木材(デバイス)が入っています。
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仲間の職蟻に「あそこにご馳走発見icon06  みんな集合~iconN07」というフェロモンを出し、仲間が次々とやってくるのです。



定期的にテクニカルマスターという技術研修を修了したプロがステーションを点検するので、シロアリが加害しているのをきちんと発見します。


人にはもちろん、哺乳類いぬや鳥類ぺんぎんのペットにも影響のない、昆虫などの脱皮をする生物にのみに作用する薬剤をステーションの中にセットします。


次々と職蟻たちがその薬剤の入った餌を摂取し、栄養交換で他のシロアリ達にも薬剤の有効成分が行き渡っていきます。


薬剤は、食べてすぐに効いてシロアリを殺すのではなく脱皮をさせないようにするのでシロアリ達も警戒することなく餌を食べてくれます。


餌をとってくる階級の職蟻が脱皮ができずに死んでいくと、卵を産み続けている女王アリにも餌が運ばれなくなり餓死します。

平均2~3か月で巣が根絶されます。脱皮を繰り返して成長する生態利用です。
使用される薬剤は特殊な容器に納められてあり、人やペットが触れる可能性はほとんどありません。
使用量も従来の工法に比べて約1500分の1~2000分の1とごく微量です。
もちろん、あの薬のイヤな臭いも全くありません。



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